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与那国島沖の海底遺跡が世界史のどこに組み込まれ得るかという問題は未解決の分野です。 せっかくですから、この巨大なテーマを、自由な発想と柔軟な心で考察する(ブログ上の)素人学会ができれば・・・と夢みています。

日本は新しいエルサレムとなる 4

戦後70年 1

このところ、日本の「戦後70年」というフレーズをよく耳にします。
終戦のとき6歳だったわたくしが、76歳の老人なのですから、「戦争を知っている」と言えるような人々は、殆んど、残っていません。

ところで、聖書には、「70年」についての重要な預言がいくつかあります。
それらは、何を問題にしているのでしょうか。
「イスラエルの民」が、「捕囚の身分から解放されて、守護神恵穂葉神の宮を再建する」という預言なのです。
世界中の殆どの人々が、この預言を、パレスチナに1947年にイスラエル国を建国したユダヤ人に対する預言であると思っています。キリスト教徒すらそう表明している人が多いのです。

「イスラエルの民」と云うのが、実は中東のイスラエルのことではなく、「日本民族」のことであり、「守護神恵穂葉神の宮を再建」して、日本が、「ヨハネの黙示録」19章から」22章にかけて預言されている「新しい聖なるエルサレム」になるという預言であることを主張しているのは、世界にただ一人、わたくしだけです。

聖書には、「70年」というメルクマールをつかって、「バビロンによる70年の捕囚」から救い出され、エルサレムを再建するという預言がいくつかあります。

「ゼカリヤ書」1章   
主要テーマは、捕囚の70年から解放されエルサレムの宮が建て直されることです。

12 主の使いは言った。「万軍の主よ。いつまで、あなたはエルサレムとユダの町々に、あわれみを施されないのですか。
あなたが呪って、七十年になります。
14 私と話していた御使いは私に言った。「叫んで言え。万軍の主はこう仰せられる。「わたしは、エルサレムとシオンを、ねたむほど激しく愛した。
15 しかし、安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。わたしが少ししか怒らないでいると、彼らはほしいままに悪事を行なった。」
16 それゆえ、主はこう仰せられる。「わたしは、あわれみをもってエルサレムに帰る。そこにわたしの宮が建て直される。・・万軍の主の御告げ。・・測りなわはエルサレムの上に張られる。」
1:17 もう一度叫んで言え。万軍の主はこう仰せられる。「わたしの町々には、再び良いものが散り乱れる。主は、再びシオンを慰め、エルサレムを再び選ぶ」


「エレミヤ書」25章 七十年捕囚 
8 それゆえ、万軍の主はこう仰せられる。「あなたがたがわたしのことばに聞き従わなかったために、
9 見よ、わたしは北のすべての種族を呼び寄せる。・・主の御告げ。・・すなわち、わたしのしもべバビロンの王ネブカデレザルを呼び寄せて、この国と、その住民と、その回りのすべての国々とを攻めさせ、これを滅ぼして恐怖とし、あざけりとし、永遠の廃墟とする。
10 わたしは彼らの楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声、ひき臼の音と、ともし火の光を消し去る。
11 この国は全部、廃墟となって荒れ果て、この国はバビロンの王に七十年仕える。
12 七十年の終わりに、わたしはバビロンの王とその民、・・主の御告げ。・・またカルデヤ人の地を、彼らの咎のゆえに罰し、これを永遠に荒れ果てた地とする。
13 わたしは、この国について語ったすべてのことば、すなわち、エレミヤが万国について預言し、この書にしるされている事をみな、この地にもたらす。
14 多くの国々と大王たちが彼らを奴隷に使い、わたしも彼らに、そのしわざに応じ、その手のわざに応じて報いよう。


「エレミヤ書」29章 七十年後の帰還と幸いな約束
10 主はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。
11 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。・・主の御告げ。・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
12 あなたがたがわたしを呼び求め、わたしに祈るなら、あなたがたに耳を傾けよう。
13 もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。


日本は自国が神国であったことを忘れ、西洋仕込みの革命のどさくさにまぎれて、神ならぬ祭司を「神と崇める」という愚を犯しましたので、神罰を蒙って「国は焼土」となりました。そして、焼土から復興して70年の時を経ました。

苦難を忘却
偽りによる自信過剰
驕りによって破たん
神への信仰の欠如

こうした状況が積み重なって、今まさに崩壊の崖っぷちにいることや、日本国民は捕囚の民となっていることすら気づかないアホでマヌケな国民となっています。
このような元「神の民」を、覚醒させ、日本を「新しいエルサレム」にしようという守護神恵穂葉のご計画が「70年」というキーワードでたどれるようになっているのです。


まず、ゼカリヤの時代の「イスラエルやユダヤの捕囚時代」の説明をしておきます。

ダビデの子ソロモンの死後、イスラエルの国は北イスラエルと南ユダに分裂しました。
彼らは主護神に背いたため、紀元前721年に北イスラエルがアッシリヤによって滅ぼされ、紀元前586年に南ユダ国と、その首都エルサレムがバビロンによって滅ぼされました。
そして「捕囚の70年」がすぎます。
「70年」後、バビロンを倒したペルシヤ帝国の初代の王クロスが、自分の国にいるユダヤ人にエルサレムに帰還して、神殿を再建せよという布告を出します。
そして大祭司ヨシュアが率いるユダヤ人約4万2千人がエルサレムに戻ります。
しかし、神殿の再建を喜ぶ人々ばかりではなく、喜ばない人々もいました。
反対者らは脅したり、政治家を買収したりし、さらに、ペルシヤの王がこの建設を中止させるように仕向けました。
(今後、同じことが起こ理得ると想定されます。)
時すでに、クロス王ではなく、他の王になっていたので、神殿再建の中止命令が出されました。
そこに現われたのが、預言者ゼカリヤとハガイです。
ゼカリヤは、このとき、民の心を奮い立たせ、神殿再建を実現させた預言者です。


「ゼカリヤ書」1章   ( )内は、わたくしのコメントです。
2 主はあなたがたの先祖たちを激しく怒られた。
(その結果、捕囚の民になったのです。)
3 あなたは、彼らに言え。万軍の主はこう仰せられる。わたしに帰れ。万軍の主の御告げ・・そうすれば、わたしもあなたがたに帰ると万軍の主は仰せられる。
4 あなたがたの先祖たちのようであってはならない。先の預言者たちが彼らに叫んで、「万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの悪の道から立ち返り、あなたがたの悪いわざを悔い改めよ。」と言ったのに、彼らはわたしに聞き従わず、わたしに耳を傾けもしなかった。

7 ダリヨスの第二年のシェバテの月である第十一の月の二十四日に、イドの子ベレクヤの子、預言者ゼカリヤに、次のような主のことばがあった。
8 夜、私が見ると、なんと、ひとりの人が赤い馬に乗っていた。その人は谷底にあるミルトスの木の間に立っていた。彼のうしろに、赤や、栗毛や、白い馬がいた。
9 私が、「主よ。これらは何ですか。」と尋ねると、私と話していた御使いが、「これらが何か、あなたに示そう。」と私に言った。
10 ミルトスの木の間に立っていた人が答えて言った。「これらは、地を行き巡るために主が遣わされたものだ。」
11 すると、これらは、ミルトスの木の間に立っている主の使いに答えて言った。「私たちは地を行き巡りましたが、まさに、全地は平安で、穏やかでした。」

ゼカリヤの第一のビジョンです。「ヨハネの黙示録」の4頭の馬とリンクしています。
「全地の平和と安穏」というテーマが提示されていることがわかります。
それが「エルサレム問題」であることが次の預言でわかります。

12 主の使いは答えて言った。「万軍の主よ。いつまで、あなたはエルサレムとユダの町々に、あわれみを施されないのですか。
あなたが呪って、七十年になります。
13 すると主は、私と話していた御使いに、良いことば、慰めのことばで答えられた。
14 私と話していた御使いは私に言った。「叫んで言え。万軍の主はこう仰せられる。「わたしは、エルサレムとシオンを、ねたむほど激しく愛した。
15 しかし、安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。わたしが少ししか怒らないでいると、彼らはほしいままに悪事を行なった。」
16 それゆえ、主はこう仰せられる。「わたしは、あわれみをもってエルサレムに帰る。そこにわたしの宮が建て直される。・・万軍の主の御告げ。・・測りなわはエルサレムの上に張られる。」
1:17 もう一度叫んで言え。万軍の主はこう仰せられる。「わたしの町々には、再び良いものが散り乱れる。主は、再びシオンを慰め、エルサレムを再び選ぶ」

ゼカリヤの時代に、捕囚の七十年の期間が過ぎて、ユダヤ人たちはエルサレムに戻ってくることができました。しかし、
エルサレムの町は廃墟であり、かつての王国とはちがって、ペルシヤ帝国の支配下で、抑圧されてほそぼそと生きていたのです。
つまり捕囚であったのです。
ゼカリヤが見た幻は、単に当時のペルシヤが支配する時代だけのことではありません。終末預言でもあるのです。
そのとき世界がどうなっているのかをビジョンとして具体的にみせているのです。
ですから、ゼカリア書のこの預言は、まずは終末時代の日本に対する預言であります。中東のイスラエルやエルサレムは捕囚になってはいません。
ここでは、エルサレム日本とそれをとりまく世界に向けても発信されているのです。日本を捕囚に貶めている「安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。彼らはほしいままに悪事を行なった。」と指摘されたのです。

「ゼカリヤ書」は、新しいエルサレム日本を明かすための「ヨハネの黙示録」と密接な関係を持っていますので、この関係を吟味しなければなりません。
現在「70年間捕囚となっている国民は日本を置いてほかにありません。」パレスチナのイスラエルではないことをこのように明らかにする重要な預言、それが「捕囚の70年」という預言です。
真のイスラエル(日本)は、全世界の注目と、そして圧力を受けている小国です。そして、圧迫を受けている日本人の周りで、世界の諸国が安逸を貪っています。「安逸を貪っている」諸国という言葉が「米欧」を指しています。


ゼカリヤの第二のビジョン  神が「諸国」に対して怒りを顕にされる
どのような国に怒りを示されるのでしょうか。

1:18 私が目を上げて見ると、なんと、四つの角があった。1:19 私が、私と話していた御使いに、「これらは何ですか。」と尋ねると、彼は私に言った。「これらは、ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角である。」
1:20 そのとき、主は四人の職人を私に見せてくださった。
1:21 私が、「この者たちは、何をしに来たのですか。」と尋ねると、主はこう仰せられた。
「これらはユダを散らして、誰にも頭をもたげさせなかった角を、この者たちは、これらの角を恐れさせ、また、ユダの地を散らそうと角をもたげる国々の角を打ち滅ぼすためにやって来たのだ。」

角とは、聖書では力の象徴であり、ここでは、その王国を表しています。
「ダニエル書」7章には、獅子、熊、豹、そして鉄のきばを持ち、十の角を持っている獣がでてきます。これらは共通の国々を指しています。
「ダニエル書」2章のネブカデネザルが夢で見た像は、金の頭、銀の胸と両腕、青銅の下腹、そして鉄の足でした。足の指は粘土が鉄と入り混じっています。人手によらず切り出された石が足の指を打ち、人の像は粉々に砕け散ります。そしてその石が大きな山となるとあります。これが、その後の神の国、新しいエルサレム」です。
これは、軍事大国ゴリアテを「一石」で倒したダビデの再現です。


ゼカリアの第三のビジョン  ものさしで測る 「ヨハネの黙示録」11章、21章とリンク
「ゼカリヤ書」2章
2:1 私が目を上げて見ると、なんと、ひとりの人がいて、その手に一本の測り綱があった。
2:2 私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか。」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために。」

聖書には、測り綱あるいは測り竿を使う場面がいくつか出てきますが、それは、神殿か、あるいはエルサレムの大きさを測るためのものです。
ヨハネの黙示録」11章にも「測り」が出てきます。神殿の寸法を測るのですが、聖所や内庭の寸法を測るだけにせよ、外庭はそのままにしておきなさい、外庭は異邦人のものだから、と預言されます。、
ヨハネの黙示録」19章では天のエルサレムが測られます。一辺が12000スタジオン、すなわち、2220キロメートルの千年王国におけるエルサレムの寸法です。
これを測ったのはわたくしで、これによって、あたらしい聖なるエルサレムが日本であることを証明出来ました。

次に、エルサレムとは対照的なもう一つの大きな都について、主は言及されます。

2:6 さあ、北の国から逃げよ。・・主の御告げ。・・天の四方の風のように、わたしがあなたがたを散らしたからだ。・・主の御告げ。・・
2:7 さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。

 「北の国」、これはバビロンのことです。エルサレムを滅ぼしたとき、彼らは北からやってきました。
日本を蹂躙したのもNATOでした。自らが「北の国々」であることを名乗っているNATOとは北大西洋諸国とアメリカを中心とした国際的な軍事同盟のことで、「国際連合」の理事国のことです。

2:8 主の栄光が、あなたがたを略奪した国々に私を遣わして後、万軍の主はこう仰せられる。「あなたがたに触れる者は、わたしのひとみに触れる者だ。2:9 見よ。わたしは、こぶしを彼らに振り上げる。彼らは自分に仕えた者たちのとりことなる。」と。このとき、あなたがたは、万軍の主が私を遣わされたことを知ろう。

「申命記」32章10「主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。」

2:10 シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。見よ。わたしは来て、あなたのただ中に住む。・・主の御告げ。・・
2:11 その日、多くの国々が主につき、彼らはわたしの民となり、わたしはあなたのただ中に住む。あなたは、万軍の主が私をあなたに遣わされたことを知ろう。
2:12 主は、聖なる地で、ユダに割り当て地を分け与え、エルサレムを再び選ばれる。」

「聖なる地」とは、新しいイスラエルのことです。「聖地」という呼び名は聖書にここにしかdてきません。

2:13 すべての肉なる者よ。主の前で静まれ。主が立ち上がって、その聖なる住まいから来られるからだ。

これは、「新しい聖なるエルサレム、12000スタジオン、すなわち2220kmという数値を持っている日本のことです。
「空中に浮揚するキューブ型」のエルサレムや死後の天国への約束ではありません。
この数値は単なる象徴的数値ではなく、実態を持つ神の国の数値であり、すべての「肉体のままの人類に提示されている普通の「聖なるエルサレム」の中に守護神恵穂葉神がお住まいになると言われるのです。


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