浦島太郎から辿る「世界史と考古学」
与那国島沖の海底遺跡が世界史のどこに組み込まれ得るかという問題は未解決の分野です。 せっかくですから、この巨大なテーマを、自由な発想と柔軟な心で考察する(ブログ上の)素人学会ができれば・・・と夢みています。
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日本の戦後70年とイスラエル建国70年
トランプ大統領の「3大宗教中心地ツアー」 2
トランプ米大統領の「3大宗教中心地歴訪」および、「NATO会議]「G7会議」という行程からは、かなり「意味深」な様相が伺われますので、このことを分析してみます。
昨今の、各国政府の公式発表や新聞記事、テレビの解説、インターネット記事etcは、ことごとく虚実ないまぜであり、真相をつかむのに困難をきたします。
アメリカの国政や国際情勢の「カオス」の闇は今に始まったことではありません。
また、アメリカの植民地たるわが国の国政も全く同じ「カオス」状態であるということについては、大多数の方が同意してくださると思います。
しかし、その「カオスの闇の中で、今、
超巨額の投資と超巨額の武器が動いている
こと」と、そうした「
取引が超高速で進められている
こと」は、隠れもない「事実」です。
ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に当選するやいなや、11月17日、「電光石火の早業」で、いの一番に馳せ参じたて、ニューヨーク、マンハッタンのトランプ・タワーの最上階にあるペントハウス(トランプ氏の自宅部分)でトランプ氏と会談したのが、わが国の安倍首相でした。まさに、その日、その場所に、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官93歳もトランプ氏のペントハウスを訪問していました。
続いて、2017年2月10日の日米首脳会談がニューヨークで敢行されました。この会談に備えて、「
米国で4500億ドル(約51兆円 日本のGDPのほぼ10分の1)規模のインフラに投資する経済協力
のプランをとりまとめて、安倍首相がトランプ新大統領へ渡す土産としたのでした。
これでアメリカでの、70万人の雇用を促進できる見込みだということだそうですが、この51兆円規模のお土産の取り決めこそは、さきの、「11月17日のキッシンジャー氏の意向」を受けてのことであると私は考えています。
そのほかに、通例のごとく、「アメリカの余剰武器を巨額で買わされる」ことになるのは火を見るよりも明らかです。しかも、そのアメリカ製武器には、ことごとく、「いつでもコントロール可能、かつ爆破可能なICチップの回路が組み込まれている」ことも、火を見るよりもあきらかなことです。
ああ、悲しいかな、アメリカのお蔭で、日本では今後、1千万人ほどがさらに困窮する事態に陥ることでしょう。
先にブログで書きましたように、5月21日には、サウジアラビアで、サウジのサルマン国王と会談し、湾岸諸国の首脳らイスラム圏55カ国の首脳級を集めての会合でイスラム圏と協力アピールしましたが、この時、サウジアラビアがアメリカのブラックストーン・グループが運用する米インフラファンド(投資会社)に200億ドル(約2兆2300億円)を投じると発表し、さらに、サウジへの兵器売却(1100億ドル相当 約11兆円)合意が明らかにされました。
こうした事例から見て、ベルギーでの「NATO」首脳会議で、ドイツその他の諸国からも、「莫大なドル徴収」の密約をとりつけたであろうことが推測されます。こうして、アメリカに急激に流れ込む巨額の投資とアメリカから輸出される巨額の武器が、今後の世界と日本をどう変えてしまうのでしょう。
なぜ、トランプ大統領の、このような超ド級の早業外交が可能なのか?その答えは、「トランプは核ボタンを押しかねない』と思わせて,核の脅し外交を繰り広げているからです。
そのトランプ政権において、キッシンジャー氏は、非公式の外交顧問であると目されています。
トランプ大統領はキッシンジャー氏の側近のキャサリン・マクファーランドKathleen McFarland氏(65)を政権中枢に入れ、国家安全保障問題担当の大統領副補佐官という要職に就かせています。
2017年6月29日に、キッシンジャー氏はロシアを訪問して、プーチン大統領と会談しました。その直後、ホワイトハウスは同年7月に米露首脳会談を実施することを発表しました。
キッシンジャー氏は、これよりさき、オバマ政権時代にも、プーチンに会談して、
「世界的戦争が現実化することはほぼ確実だ」
「西側は死のカルトによって支配されている」と警告したと言われています。
今回も、要するに、北朝鮮やアメリカが「核を使用しかねない」という「核の驚威」を具体的に想定しての威嚇外交であると考えられます。
つまり、トランプ大統領とキッシンジャー氏は、「第三次世界大戦」をふれ告げて、第三次世界大戦用の資金調達と同盟を画策しているのであり、トランプ大統領の「三大宗教中心地ツアー」 や「NATO会議」、「マルタ島での会議」は、まさに、その目的のための象徴行脚であるということを認識しなければなりません。
トランプ米大統領の「マッドマン・セオリー」
2016年12月20日付のワシントンポスト紙の記事によると、トランプ大統領は、ニクソン元大統領の「マッドマン・セオリー(狂人理論)」を信奉していて、トランプ大統領は、予測不能で、長年にわたる国際規範に敬意を払わないという自らの評判を利用して、したたかな戦略戦術をスタッフが仕組んでいるのだといいます。
ニクソン元大統領の「マッドマン・セオリー」、とは、「核攻撃をちらつかせる」脅迫外交のことでした。
「核の脅し」外交を強行するようトランプ大統領を動かしているスタッフとは誰なのか?
ニクソン元大統領の「マッドマン・セオリー」に深く関わったヘンリー・キッシンジャー氏その一人です。
トランプ氏は、ニクソン政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官や国務長官を歴任したキッシンジャー氏と選挙中からたびたび会談してきました。
トランプ米大統領のマッドマン・セオリーとキッシンジャー
この組み合わせから、「Dr. Strangelove」 通称「博士の異常な愛情」と云うスタンリー・キューブリック監督の映画を思い出しました。
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)という長い題のモノクロ映画です。
1963年、ケネディ暗殺の年に制作され、1964年に公開されたアメリカ・イギリス合作の映画ですから、約50年以上前の映画なのですが、ご存じでしようか?
「博士の異常な愛情」の主人公の「ストレンジラブ博士」はキッシンジャー氏がモデルであったという説が、映画ファンの間で囁かれていたのです。
ピーター・セラー扮するストレンジラブ博士
この映画は、「マッドマン」=ジャック・D・リッパー将軍の反共反ソ思想の妄想によって核戦争が勃発してしまって、人類滅亡の危機に至るさまをシニカルに描くブラックコメディなのですが、この作品が公開されてから50年を経た今、まさにこれとそっくりなことが起こりそうな気配がしているのです。
現実に、今、「マッドマン」金正恩氏の妄想によって、この映画と同じように核戦争が勃発するかもしれないという由々しい事態が生じているのです。
『博士の異常な愛情』の戦争の経緯は、ジャック・D・リッパー将軍の狂的「反共」の妄想によって、独断で、「ペルシャ湾から北極海にかけて配備されていたB-52爆撃機34機にソ連への核攻撃(R作戦)を命令したまま」、司令センターに立て籠もってしまいます。
大統領はソ連の首相と直通電話で話し事態の収拾に努めますが、ソ連側は、そうした不測の核攻撃を受けた場合には、自動的に核の報復が実行されるのみ・・・それを止める手段は無い…と判明します。政府や軍の上層部はただ右往左往するだけ、ストレンジラブ博士は緊急事態にも関わらず、終始一貫して不気味に楽しげに非人道的な、ソ連の最終兵器や避難方法についての自論を演説するだけです。
核爆弾を搭載した34機のB-52爆撃機は進撃中・・・だが、通信回路は敵の謀略電波に惑わされないためにロックしてあり・・・、したがって、「作戦中止命令」を伝える手段がないのです。
唯一の方法は、各爆撃機の通信機のロックを解除する「3文字のアルファベット」、つまり、暗号を送信することなのですがその暗号を知る唯一の将軍は狂っていて、「作戦中止」を阻止すべく自殺しています。
万事休すかという瀬戸際で、やっと暗号の3文字を探り当てて、「作戦中止命令」を発動することを得たために、B-52爆撃機が一機また一機引き返していき、最悪の事態を回避することに成功した・・・・のではありませんでした。
ソ連側の迎撃によって通信機等にダメージを受けた一機の
誤作動
によって、結局ICBMの基地に水爆は落下してしまったので、自動的に報復核戦争になってしまいます。
皆殺し装置が起動し、人類を含む全生物が10ヶ月以内に絶滅することになるので、一同が暗澹とする中、ストレンジラブ博士は、恐れを見せず、「選抜された頭脳明晰な男性と性的魅力のある女性を地下シェルターに避難させることにより」、人類はこの期に及んでも存続できるなどとストレンジラヴ博士は熱弁をふるう・・・・・。
この博士のモデルは、容姿や訛りが似ている事からヘンリー・キッシンジャー氏との指摘が多かったのですが、ほかに、元ナチの科学者ヴェルナー・フォン・ブラウン、あるいは、エドワード・テラー、ジョン・フォン・ノイマンといった水爆の開発者、ロバート・マクナマラ(彼のミドルネームはStrange)などがモデルという説もあります。
ピーター・セラーズがストレンジラヴ博士と大統領とマンドレイク大佐との1人3役を好演しました。
スタンリー・キューブリック監督は、「愚かで狂った人々が核兵器を振り回している」という現実を描き出しているのです。
マタイ15章14のイエスの言葉、「盲人が盲人を導けば、両者とも穴に落ちます」という世界が描かれているのです。
いずれにしても、金正恩というマッドマン朝鮮労働党委員長が、核弾頭を搭載したミサイルをぶっ放すかも知れ無い事態、そして、トランプという「マッドマンセオリー」のアメリカ大統領の応酬するかどうかという事態が、わが日本のおひざ元で起きている、只今の緊急事態があります。
マッドトランプ氏&マッドキム氏
ヘンリー・キッシンジャー氏で、この1,2年、「第三次世界大戦」の危機、即ち核戦争の脅威をロシアに出向いてまで説いてまわっています。
キッシンジャー氏は、「NWO 新世界秩序」についての伝道者ともいうべき人物でもあり、2007年5月31日にイスタンブールで行ったスピーチの中で、「
NWOを拒否する奴はテロリストだ
」などと言って、
キッシンジャー氏は常に「NWOニューワールドオーダー」について語り続けてきました。
だからこそ、トランプ米大統領とキッシンジャー氏が今後何をしようとしているかを正確に予兆することは、「アメリカ大統領のご要望に振り回されている日本の国民」にとって急務なのです。
それには、キッシンジャー氏の唱えている「NWOニューワールドオーダー」と「第三次世界大戦」についての正確な知識が必要なのです。
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2017年06月06日 |
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