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与那国島沖の海底遺跡が世界史のどこに組み込まれ得るかという問題は未解決の分野です。 せっかくですから、この巨大なテーマを、自由な発想と柔軟な心で考察する(ブログ上の)素人学会ができれば・・・と夢みています。

日本のアイデンティティ 1

日本のアイデンティティと中国 1

邪馬台国論争と日本のアイデンティティ 1
日本の歴史は「古事記」と「日本書紀」に書かれていると考えられていましたが、今日なお、「古事記」と「日本書紀」の研究は停滞したままで、日本のアイデンティティを確立できてはいません。

「日本人の祖先がエジプトやギリシャなどで活躍していた」という木村鷹太郎氏の「日本太古史」(1910年刊)等は、狂人の書と定義づけられて以来、顧みられることもなく今日に至っています。この至上の研究を「手つかずのままの遺産」としてわたくしが受け取ったことを奇貨として、この説を裏付け証拠立てることに半生をかけてきました。

そして、中国の史書「三国志」の「魏志倭人伝」の内容を、「誤記」とか、「不十分な知識に基づく」とか、「木村鷹太郎は偽史の捏造者である」とか、上から目線のご託を並べる「安本美典氏」たちを「邪馬台国研究の第一人者」とみなして、インチキな「邪馬台国研究会」の盛況を野放しにして、大学教授という肩書を与えています。
「邪馬台国島原説」などという最も卑小、最も愚劣な説に対しては、NHKや大新聞社ほかマスコミ界をあげて絶賛的してきましたし、吉永小百合さんを起用しての映画も制作されました。

今、現在、日本人は、この日本列島内で世界の文明や文化から隔絶された「ガラパゴス」状態の国で、流れついてくる文化を拾い集めて成り立った国であるという説を繰り広げている教授を、「古事記」「日本書紀」研究の第一人者であるとNHKが紹介していました。明治になって、初めて文明開化したというわけで、それまでは「未開人」だったというわけです。

「古事記」と「日本書紀」、中国の史書「三国志」中の、『魏志倭人伝』や「ギリシャ神話」やクレタ島出土の「ファイストス円盤」、そして、「聖書」が、日本のアイデンティティを明らかにしてくれるということを、わたくしは、この十年間以上「ブログ」で訴えてきました。
「衆議院議員会館」に、5名の議員さんの事務所に、「日本の古代史」の見直しと、「木村鷹太郎氏の魏志倭人伝の『邪馬台国エジプト説』の再検証をもとめた陳情書を携えて行きましたが、10年間以上、「完全黙殺」のままです。


中国のアイデンティティ
ところで、話変わって、今、中国では大変な変換がおこっています。
1、中国アメリカ間の「貿易と関税」で激闘していることは、皆さま良くご承知のとおりです。
2、ファーウエイをめぐる「中国 カナダ アメリカ」での騒動も、ご存じでしょう。

このファーウエイ事件は、米中2国間の問題にとどまらず、世界全体の秩序形成の長期的な変化と深くかかわる問題です。すなわち、「世界の警察国家を自認する米国」の一極覇権主義体制は終焉に近づいているのでは?と思わせる事件なのです。
米国政府が追及する中国企業、ファーウェイ(華為)技術は、中国共産党の手足として、中国を警察国家として強化し、全世界をハイテク活用による独裁態勢下に置く機能を確立しょうとしているのでは?という危惧をおこさせていることが核心となっています。

ファーウエイは5GをはじめとするAI(人工知能)の最先端技術を持っていると考えられており、しかも、優れた能力の人材を大量に集められるだけの人口を擁しており、技術や能力の流出を阻止できる監視体制と共産党独裁体制があり、アメリカやロシアを既に凌駕しているハッカーシステムとスパイシステム・・・・どこをとっても中国有利なのでは?と、米英の白人支配層は頭を抱えているでしょう。
ハッカーシステムとスパイシステムでこれまで蒐集した膨大な「カード」をもっていることの両雄の米中両国が、今後それらのカードをどう使って戦ったり合意点をみつけたりするのか?いずれにしても、土俵の外にいる日本国や日本人も泥をまともに被ることは必至です。

一方、中国政府が一番恐れているのは、共産党独裁体制の将来性に疑念をもっている民衆です。海外に子供たちや資産を逃がしている層があることは公然の事実です。人口の9割近くは共産党ではないとの見方もあり、この割合の今後の増減は未知数です。経済の破綻をきたさないために必要な資金にも影響します。
その根底には、中国という国や政府に対する愛国心や信頼が薄いことがあり、教育制度にも欠陥があると言う現実があります。
ところが、ここにきて、愛国心と教育力、そして民度を高めるのにもってこいの材料が出てきたのです。
今回のファーウエイ事件も、中国の人民の愛国心と自尊心を満足させる要素の一つですが、この他にもあります。
3、中国発の、歴史観のコペルニクス的転換を世界に迫る要素が浮上してきたのです。

中国の夥おびただしい発掘物
中国の、広大な領域で、都市開発、ビル建説、鉄道・道路網開発、等々で、近年、膨大な数の考古学的発掘物が現われ出て、なかには、古代エジプトとの関連性をものがたるものも浮上してきました。
習近平主席も、この「カード」におおいに気を良くしておられる模様です。そのようすを、今からちょうど1年前に時間をもどして、次のブログで「話題提供」をしてみます。

その第一は、古代「夏王朝埃及エジプト説」です。
その説はまた、世界の4大文明(アメリカ大陸を含めると5大文明)は中国が築いたものだという主張に発展しています。
これが、中国の民衆の愛国心、自尊心、向上心を高め、諸外国を驚嘆させ、経済、外交、政策にも有利に働く「カード」であるという認識を近周平氏が持っているのです。


これは、1世紀以上昔に、日本が捨て去って、顧みなかった木村鷹太郎氏の「邪馬台国エジプト説」のお株をすっかり奪われたかたちなのですよ。
しかも、1世紀前と違って、現在は、中国での発掘物の数が始末に負えぬほど増え、それらの写真なども詳細なものがあふれ出ています。
発掘物の多さで言えば、今や、中国は世界一といえるでしょう。そうした発掘物の中に、中国と世界の古代の関係を証拠づけているものが大量に存在していることは事実です。
ところが、問題は、「その古代エジプトなどの中枢にいて文明を開いたのは漢民族である。ゆえに、漢民族は人類にとっての大恩人である!」と決めつけようとしている人たちもいることです。そして、古代エジプト時代の栄光をふたたび!と、壮大な建造物等を並べ立てることを夢見ているようなのです。

しかし、「漢民族がエジプト、あるいは世界中での偉業すべての第一人者だった」という決定的な証拠は、まだ出現には至っていないのです。とはいえ、それが事実かどうか確定する前に、十億の民が口々に「漢民族が世界文明の大恩人であり、世界唯一無二の長寿歴史を担ってきた」と唱え出せば、ユダヤ人たちが、「われわれの祖先は聖書を編み出した。ゆえにユダヤ人たるわれわれは人類の大恩人である」と言い張っている以上の災いが生じかねません。

ギリシャ文明の証拠が、ギリシャや、その周辺の国々で、溢れかえるほど発掘されているからと言って、それが現在のギリシャ人とはほぼ関係がないことがわかっていますし、イギリス人たち白人たがが、その古代ギリシャ人の後裔であるかのように、歴史を偽装してきましたが、今日ではその偽りが、すっかりばれてしまっています。
中国で、夥しい量の古代の遺物が出土していても、中国の古代文明を牽引していた人々がどんな人々だったかはまるで分らないのに比べて、わが日本では、「ファイストス円盤」のお蔭で、これを「古事記」「日本書紀」そして、聖書と照合することによって、エジプトのヨセフ時代まで確実に辿れるのです。
日本の政府は、何時まで眠りこけているのでしょう。
一刻も早く、目を覚ましてほしいものです。



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2018/12/20(木) 09:15 | | #[ 編集]
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