3 竜宮城とアトランティス「風土記」の浦島記から辿るアトランティス竜宮城といえば、「浦島太郎」が乙姫様と住んでいたところです。
童謡の「浦島太郎」は、わたしの小さいころは、よく唄われていました。
むかし むかし うらしまは
助けた亀に 連れられて
竜宮城に来てみれば
絵にも描けない美しさ
浦島と「すばる星とあめふり星」「風土記」(713年編纂)の丹後国の記述でも、浦嶋の着いたところは、
「闕臺
(うてな)は映
(かげくら)く、
楼堂は玲瓏
(てりかがやき)て、
目に見ざりしところ、耳に聞かざりしところなり。」
このような豪勢なところだというのです。浦島太郎の童謡の龍宮城の「絵にも描けない美しさ」という伝説と全くおなじです。
そして、そこで、浦島を「すばる星」と「あめふり星」が出迎えるという記事があります。
不思議なことに、この両星団の星々は、ギリシャ神話では、アトラスの子供たちのことなのです。
与那国島海底遺跡の謎解きをする者にとって、太古のアトランティス文明の消失を語っているプラトンの「アトランティス情報」を抜きには語れません。プラトンの書いた「クリティアス」と「テマイオス」が、アトランティスに関する唯一とも云うべき資料なのですが、両書で、プラトンが述べているアトランティスの首都は、運河がめぐらされ、船のドックがあり、交易センターがあるなどの驚くべき高度な都市でした。
ところで、日本人なら誰しも、与那国島海底遺跡から「浦島太郎の竜宮城伝説」を思い浮かべます。
そして、「浦島太郎」の話には「タイムスリップ」という高度な内容も盛り込まれているということも見逃せません。
そのうえ、「風土記の浦島の記事」の中に「アトランティス」のモチーフが出てくるときては、偶然の一致として見過ごすことはできません。
そこで、この不思議な一致を手がかりにして掘り下げてみます。
「丹後の風土記」の浦嶋の話 抜粋浦嶋子は釣をしていて五色の亀を得て、その亀を船の中に置いていますと、亀は女人と為ります。
浦島の妻となるその女人は、「其の容美麗しく、比ふべきものなかりき」、という
美人であることが強調されています。
浦嶋子の赴いた蓬山
(とこよのくに)、即ち、蓬莱山には、
見たことも聞いたこともないような壮麗な宮殿があります。
「丹後の風土記」
その地は玉を敷けるが如し、
闕臺
(うてな)は晻映
(かげくら)く、
楼堂は玲瓏
(てりかがやき)て、
目に見ざりしところ、耳に聞かざりしところなり。
手を携へておもむろに行きて、一つの大きなる宅の門に到りき。
乙女「君、しまし、ここに立ちませ」と言いて、門を開きて内に入りき。
・・・・
七たりの堅子
(わらは)来て相語りて、「是は亀姫の夫なり」といひき。
また、八たりの堅子来て相語りて、「是は亀姫の夫なり」といひき。
ここに、乙女が名の亀姫なることを知りき。
・・・・
乙女の云ひけらく、
その七たりの堅子(わらわ)は、すばる星なり、
その八たりの堅子は、あめふり星なり。」・・・
このように、蓬莱嶋で浦嶋が出会った子どもたちとは、「すばる星(プレィアデス星団)とあめふり星(ヒアデス星団)だったと記されているのです。
そして、この両星団の星々は、ギリシャ神話ではアトラスの子供たちのことです。すなわち、
「アトランティスとはアトラスの娘たちという意味」なのです。そこで、この両星座にまつわるギリシャ神話から抜粋してみます。
タウロス座(牡牛座)とアトランティスすばる星=プレィアデス星団アトラスとプレイオネとの間に生まれた七人姉妹は、オリオンに愛されて、追いかけられたため、神々に自分たちの姿を変えてほしいと願いました。
そこで、ゼウスがこのアトラスの娘たちを鳰鳥と為し、プレィアデス星団と為して天に掲げたといいます。
そのうちの一つ、エレクトラの星は、
その子ダルダノスの建てたトロイ城の没落の悲劇を見ないようにと、星座の列を去って箒星となり、髪を長く後ろに垂れ乱して、諸方を遍歴し、
他の姉妹たちは、トロイ城の落城を見たために、そのとき以来、青ざめてしまったといいます。
このすばる星=プレィアデス星座の神話から、アトラスとはトロイアのことであると推定できます。
トロイアのトロアスという呼び方のアナグラムがアトラスなのです。
「プレイアデス」の天女たち 1885年 エリュー・ヴェッダー画 メトロポリタン美術館所蔵 ウィキペディアより
天から舞い降りてきた天女たちを棚機
(たなばた)姫ともいうことをご存知ですか?
琴座のベガを織女と言って、こちらの七夕神話が有名で、「牽牛と織女」の行事として、七月七日には、笹竹に願い事を書いた短冊を吊るします。そのために、七月のことを文月といいます。
しかし、タウロス(雄牛)座の肩のところにあるプレアデスも棚機姫を意味していて、その星々にアトラスの娘たちの名前がついています。日本に於いても、プレアデス すばるの星々は棚機七姫として、それぞれに日本名がついています。
プレアデスの星々には、アトラスの娘たちの名がつけられていますが、それは日本においても「七夕七姫」として名付けられています。
マイア(Μαια; Maia) 秋さり姫
エーレクトラー(Ηλεκτρα; Electra) 糸織姫
ターユゲテー(Ταυγετη; Taygete) ささがに姫
アルキュオネー(Αλκυονη; Alcyone) 百子姫
ケライノー(Κελαινω; Celaeno) 梶の葉姫
アステロペー(Αστεροπη; Asterope) 朝顔姫
メロペー(Μεροπη; Merope) ともし火姫 夕顔
八乙女のうちの一人は、天から落ちたので、七人になったと伝えられています。
この肉眼では識別し難いプレアデス星団が、クレタ島出土の3600年も昔のファイストス円盤に描かれているという驚くべき事実があります。(後述)
あめふり星=ヒアデス星団アトラスとエレクトラ、さきの、トロイア没落前に天にのぼったエレクトラとの間の娘たち(ニシヤの仙女たち)があめふり星=ヒアデス星座となったという神話になっていま。
ゼウスは、セイメレ女神との間に生まれたディオニソスの養育を、このニシヤの仙女(天女)たちに委託しました。
ディオニソスは、カズモス(フェニキアの祖)の娘である母セイメレ女神が死した時に、死灰の中から助け出されて生をうけ、アトラスの娘のニシヤの天女たちに育てられたことを、このヒアデス星座の神話は伝えています。
あめふり星=ヒアデス星座神話では、「フェニキアとディオニソスの死灰の中からの復活」が強調されています。
ゼウスとセイメレ姫にまつわるギリシャ神話は、「古事記」「日本書紀」の、三輪神社の「大物主と玉依姫」の神話や、「風土記」の「玉依姫」の神話と同じ内容です。
ゼウスとセイメレの息子ディオニソスは、クレタの王女アリアヅネと結婚して、二人の間にアトラスの娘と同名のメローペという孫がいることになっています。
このアリアヅネの「糸で辿る」という神話と、三輪の神の正体を尋ねるために玉依姫が「糸で辿る」という神話(「古事記」「日本書紀」)は、同じモチーフで組み立てられています。
ディオニソスは酒神ですし、三輪の神もまた酒神です。
こうして、ギリシャ神話と日本神話との間には、「偶然の一致」とか、「物語の伝播」、あるいは、「神話の盗用」といった言葉で片付けることのできない複雑な相関関係が伺えるのです。
これらは、日本とギリシャ、また、日本とアトラス=トロアス=トロイアの関係を示唆していると私は主張したいのです。
プレイァデス星座とヒヤデス星座と牡牛座タウロスとの関係アトランティスはトロイア?アトラスの娘たちを表象した「スバル星=ブレアデス」と「あめふり星=ヒヤデス」は、ともに牡牛座(タウロス)にあります。
タウロスの右目の部分の一等星アルデバランを中心としたのがヒヤデス星団、そして、タウロスの肩の部分に広がっているのがプレアデス星団です。

こうして、タウロス星座の中にアトラスの娘たち、即ち、アトランティスの「ブレアデス星団とヒヤデス星団」をちりばめて配置することで、タウロスがトロイアにして、アトラスであることを掲示していると思われます。
Claire Grace Watsonさんのホームページ
PHAISTOS DISK SOLUTION - HIDDEN PATTERNS からhttp://www.diskoftheworld.com/
ファイストス円盤上にあらわれたプレアデス星座
上 Claire Grace Watsonさんの作図
ファイストス円盤上にあらわれた牡牛座
上 Claire Grace Watsonさんの作図
ファイストス円盤のタウロス星座は、次のような刻印を繋いで出来たものです。

上 Claire Grace Watsonさんの作図
タウロスはクレタ島のミノタウロス神話などに、さらに、トルコのタウロス山脈や中国の大楼山脈などに、その永遠の名をとどめていると思われるのです。そして・・・
浦島太郎のタロウとは、このタウロス=トロイア=トロアス=アトラスを記念した名であろうと思います。そして、タロウとは大楼のこと、いわゆる「大人
(うし)」「大物」のことでもあると考えられ、三輪の大物主もここから来ていると思われます。
なお、エジプトの「ファラオ」とは「大楼」の意味です。
日本各地に残る「おおひと=大人=ダイダラボッチ」伝説との関係をここに垣間見ることができるのではないでしょうか。
すると、三輪神社の大物主の神域であるアスカの地の謎に満ちた巨石遺構も、その「大人
(うし)」にして「大人(おおひと=ダイダラボッチ)の遺物であることがわかり、「大楼」すなわちエジプトのファラオたちの建造したものであるという仮説を立てることができます。
浦島太郎の「玉手箱」は?トロイア伝来の神器?木村鷹太郎氏は、「日本太古史」博文館1911年に記して、
「日本の神器」なるものは、トロイア陥落の時に、トロイア王家のアイネイァス=稲氷命が携え出したものであると説いています。
神武天皇イワレヒコが、トロイア王家のイウレウスで、イワレもイウレウスもイリウム(トロイア)も岩という意味をもっていると木村鷹太郎氏は説いて、「古事記」神代記の大国主と少那毘古那の国作りの記事中の「羅馬船」をわざわざ「かがみの船」と読ませているのは、この「神器」が、トロイアの王子で羅馬建国者のアイネアス(神武天皇の兄弟稲氷命)から伝来していることを示唆したものであるとして、次のコメントを添えています。
神鏡容器に御船代なるものありて、さらに、
神鏡は御樋代内に入れられて載せ奉りあるを見よ。
神鏡を載せあるは此れ「かゞみの船(羅馬船)」にあらずして何ぞや。
この神鏡は日本の大宝なり。
単に日本の大宝たるのみに止まらずして、世界人類の大宝なり。
これ過去に於いて、また将来において、世界の人類の平和の宝祚にして、
人間に関する善美は此れに本源し、今後ますます然るべければなり。・・
天下の大宝を自家に蔵して、しかもその天下的のものたるを知らざるは、
歴史家の無知これを教えざりしによる。浦島太郎がタウロス=トロイアであれば、玉手箱の中身が、トロイアの神器である可能性が大です。
浦島太郎と天女「丹後風土記」の天女スバル星=ブレイアデス星団とあめふり星=ヒヤデス星団のアトラスの娘の神話にも、メローペ、あるいはエレクトラが天界から下ったという話がありますが、「風土記」には、天女八人が、地に舞い降りたが、そのうちの一人が天に帰れなくなってしまったという神話が載っています。
丹後の国 丹波の比治山の頂に井あり、名を真奈井と云ふ。
この井に天女八人降り来て水浴みき。
時に老夫婦あり、・・・この井に至りて、ひそかに天女一人の衣裳を取りき。
やがて、衣裳ある者はみな天に飛び上がりき。
衣裳なき女一人とどまりて、身は水に隠して、ひとり、はぢ居りき。
この天女は、この老夫婦の子となって一緒に住みます。
天女は、一杯飲めば万の病除ゆという酒を醸したので、その家は豊かに富み栄えましたが、この老夫婦は、その徳を忘れて天女を追い出しました。そこで・・・
天の原 ふりさけ見れば 霞立ち
家路まどひて 行方しらずも
天女は、この歌を残して退き去り、竹野の郡、船木の里の奈具の村に至り、そこにとどまったといいます。
奈具の社に坐ます豊宇賀能賣命(トヨウカノメノミコト)がそれであると、この神話は結んでいます。
この天女が降り立ったところを「真奈井」といいます。
浦島神社と同じ丹後の、籠神社は「元伊勢」と呼ばれていますが、その奥社が、この豊受大神を祀る「真名井神社」です。
豊宇賀能賣命とは、伊勢神宮の外宮に祀られている穀物神豊受大神のことです。そして、このウカノミタマの御神体は、「宝瓶」あるいは「瑠璃の壷」であることが、文永の遷宮の際のアクシデントによって判明したといいます。山本ひろ子氏「中世神話」岩波書店1998年 より。
ここに「瓶」という言葉が出てきますが、これが「亀」の掛詞であると考えられます。
浦島太郎の乙姫と乙女座浦島太郎の妻を「風土記」は亀姫、また、神女と記しています。
「万葉集」では、海若神之女(わたつみのかみのむすめ)と書いていますが、一般では乙姫と伝承しています。
これを乙女と解しますと、乙女座のVirgoのことだとわかります。
この星座の黄道における記号は「Π女」ですが、「Π」はギリシャの8です。これは「いわゆる漢字」表記の「八女」、すなわち八乙女のことです。
この乙女座Virgoの女神が穀物の穂を持っていることから、穀物神であることがわかり、ここに豊受大神との一致が見られます。
豊受大神は、民間伝承の「お多福」、亦の名「おかめさん」と同一であろうと言う説があります。これは、浦島太郎の妻の名が「かめ」とも「乙姫」とも呼ばれていることと一致します。

乙女座 Virgo 図はウィキペディア 中国語版より
Virgo constellation from Uranographia by Johannes Hevelius(1690).
この乙女星座の女性は、古来、デーメテール、デーメテールの娘ペルセフォネー、アフロディテー、即ち、ヴィーナス、アスタルテ、あるいは、エジプトのイシスあるいはハトホルであるといわれてきましたが、どれも同一国(トロイア=倭)の歴史の別の面を語っていると考えられるのです。
ペルセフォネーの黄泉行きの神話は、伊邪那美命の黄泉行きの神話と同じです。
ペルセフォネが美しい野原を散策しているとき、突如黒馬に乗って現れ出た冥王にさらわれ、あっという間に黄泉につれ行かれ、囚われの身となります。ペリーの黒船があらわれて、あっという間に欧米の捕囚の身の上となった現日本国と全く同じケースです。歴史は繰り返すのですね。
このとき、地上の光の世界へ呼び戻す役目をするのが、アトラスの娘マイアの子であるヘルメス神です。
この神話は、「ヴーナスとその子キューピット」の二人がティフォンの暴虐を逃れるために、二匹の魚となって東方へ逃げたという神話」にリメイクされているようです。
ヘルメスの母、すなわち、アトラスの娘マイアは、五月の語源となっています。
日本の五月の行事では、「鯉幟」を立てますが、これが、「ヴーナスとその子キューピットの二人が、二匹の魚となって東方へ逃げたこと」を象徴しているのではないかと考えられるのです。
「イエスの母が処女マリアである」という話は、「乙女(処女)Virgo、すなわちビーナスとキュ^ピッド」が二匹の魚となって、エジプトへ、また、その後東方へ逃げたという神話の再来を暗示していたのではないでしょうか。
イエス・キリストが、二匹の魚を「しるし」とされたことはよく知られています。
イエスがキューピッド、その母マリヤがヴィ^ナス即ち乙女座(処女宮) Virgo で表象されていることを「謎かけ」しているのは最後の晩餐です。それは、「東方へ脱出しなさい」というメッセージでもあったと考えられます。

6世紀のモザイク 「最後の晩餐」の最古の絵 ウィキペディア イタリア語版より 部分
Basilica of Sant’Apollinare Nuovo, ラヴェンナ イタリア
ところで、愛媛県の大洲市には、少名彦名神の神域神南山の麓に大きな鳥居が立っています。
この少彦名神は大物主神とともに奈良の三輪神社に祀られています。
三輪の大物主の妻は玉依姫で、これがイリス女神です。
イリス女神はアイリス、つまり、日本流に言いますと菖蒲やあやめです。
五月五日に、菖蒲を飾るのは、玉依姫がヴィーナスにしてマイヤ(五月姫)でもあることを示しているのだと思います。
夫の大物主に七つほどの名前があり、化ける神、見えにくい神、隠れる神なのですから、玉依姫もこれに準じているはずです。
「古事記」は、四国を「伊予の二名」島という名で表わし、国生み神話に取り入れていますが、木村鷹太郎氏は、これを「魚二名=魚二匹」であると云い、「イオニアIo‐niaもまた、ギリシャ語で双魚のことだといい、「愛媛」とは、愛と美の女神ヴィーナスのことであると称えています。
浦島太郎の釣り糸を手繰ると、双魚という大魚が釣れたようです。
「アトランティスとはトロイアに他ならなかった」エーベルハルト・ツァンガー(Eberhard Zangger)氏の説私は歴史上のトロイアについて研究していません。ただ、さまざまな書物を調べただけです。
その中で最も推薦できるのが、
E・ツァンガー氏の
「アトランティス 解読された伝説 邦訳」
「天からの洪水」服部研二訳 新潮社1997年 刊
「甦るトロイア戦争」和泉雅人訳 大修館書店 1997年 刊 です。
エーベルハルト・ツアンガー氏(Eberhard Zangger)は、
「アトランティスなるものはトロイアに他ならなかった」との論考を、プラトンの「クリティアス」と「ティマイオス」、そして、ホメロスの「イリアード」と「オデュッセイア」を比較考証し、また、考古学的調査を重ねて導き出して、「天からの洪水」で発表しています。
ツァンガー氏は、また
、で、トロイアは、考古学界や史学界の定説よりは、はるかに大規模で、広域に影響力を及ぼす存在であったと、「甦るトロイア戦争」で力説しています。 話の種 
子供のころ読んで思い出深い「羽衣」という講談社の絵本の挿絵をここに紹介したかったのですが、笠松紫浪挿絵の「浦島太郎」「一寸法師」などは約60年ぶりに復刻されたのですが、「羽衣」は、残念ながら復刻されていません。
そこで、
宇治の平等院の「雲中供養菩薩」52体の中から南20の飛天を掲載します。
ところで、平等院の飛天=天女は52体あります。
源氏物語は54帖ですが、分冊しているものが含まれていますから、52が意識されていたと考えられます。
東海道は53次です。
こうした、52あるいは53へのこだわりは、「忠臣蔵」のいろは・・・の纏(まとい)で、謎がとけます。
この数字は、日本語の「50音に阿吽の呼吸をたしたもの」からきていると考えられるのです。
古代エジプト、古代ギリシャ、メソポタミアは50音表記の文明でした。
そして、アジアは朝、ヨーロッパは夜を意味しているという名残が、日本やインドは国旗に太陽を表しているのに対してヨーロッパ系の国旗が星をちりばめているのに表れています。
この一事が万事を物語っているように、日本人の祖先たちは、太古において世界で活躍していたのです。
日本人は、自国の言語が、世界の言語の基本であるという価値を見失ってしまっているために、自国の歴史を辿れず、国としてのアイデンティティーを消失してしまっているのです。
失った「羽衣」とは消失した「アイデンティティー」、消失した「歴史」です。
羽衣とは、葉衣、言葉、文なのです。
「七夕さまと文月」の行事の意味は、相当深いところにあるようです。
七夕行事のルーツは中国であるというのが定説となっていますが、少なくとも、その真相は日本でなければ明らかにすることができないのです。
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もうすごいとしかいいようがありません。どこからコメントしてよりものやら。
コメントするのも憚りますが、そこは怖いもの知らずにてご容赦のほどm(__)m
主人に誘われてダイビングの資格15年前にとってから潜っておりません。
海底の遺跡探検で始めていたら、今も潜っていたかも。
海底に埋もれている遺跡の解明が、最も早く人類ルーツを発見できそうですね。
与那国の遺跡ポイントのアッパーテラスの大亀は、どの方角をむいているのでしょうか。。
明日香の亀石が好きなもので。。
浦島太郎といえば、豊田有恒氏の考察が気に入ってました。
浦嶋子が眠っていたこと(人工冬眠)や、昴星や畢星が記されている事、
天上仙家3年滞在、帰れば、300年経過など、恒星間航行に関する今日の科学的知見と
見事に合致する描写があるとか。。天文好きなもので。。
アトランティスと関係があれば、宇宙船だって不思議じゃないですよね。。
しかし、驚愕したのは、浦島太郎とタウロスの関係ですね。
大体、古代歴史の中で、古い神話が、日本独特の神話に変化して伝えらているだけなのか、
日本のその場所が直接関わっているのか、そこでその時実在した人物の話をしているのか、
はっきりさせてほしいですねww
「浦島太郎とタウロス」のところをお気に入ってくださったそうで、「感激」
です。
ダイバーの資格をお持ちだそうで、・・・
「史跡!」に指定されて観光地として開発して・・・と佐賀の例のように
俗化されるまえに、ぜひとも目で与那国島海底遺跡をご覧になってくだ
さい。
4月ごろが、波、海流ともに穏やかでもっとも条件が良いようです。
私は現地に行き、潜水に果敢にアタックしましたが、6m以上は潜水で
きなくて、代わりに、フランスのTV局などのスタッフの撮影した映像をじ
っくり拝見しました。驚異的です。
いまなお、「潜水用カプセル」で、この目で実見したいと、夢見ています。
与那国島と隣島との間の距離は、クレタ島とサントリーに島との間とほぼ
同じく、およそ100キロメートルという共通点があります。
サントリーニ島は、厚い火山灰に埋もれている、未発掘古代遺跡の宝庫
です。
ここの発掘は、今のところ、呆れるほど小規模です。「サントリーに島の発
掘が、今の10倍、いや、3倍に達した段階で、「与那国島海底遺跡と日本
そして、エジプトとの関係が顕われ出る」・・・・
こういう仮説を楽しめるのも、今のうち、素人ならではです。
お互いに、おおいに楽しみましょう。
そちらは、わたくしの第3の故郷です。そして、この研究の殆んどの発想は、そこで生まれたものです。町に図書館がないことなど、不便なので、今は、同じ県内の娘のところに身を寄せています。
「木村鷹太郎氏の邪馬台国エジプト説」を地図つきでホームページに載せておられる「望夢楼」こと長谷川氏もそちらの方で、多分うちの娘の中学校の後輩の方です。
宮崎県日南市の鵜戸神宮や、宮崎市の宮崎神宮が、ウガヤフキアエズ命を祀っていることで有名で、行ってもみましたが、私にとっては、「玉前神社」と「南宮神社」や睦沢の「鵜羽神社」との関係、「玉依姫」と奈良の「三輪神社」京都の「賀茂神社」との関係のほうが手がかりが多いとおもいます。
「三芳堂書店」にわたくしの「日本の謎と聖書の謎」が置いてあります。
売れてはいないようす、というか、売る意思が全くない、というか、2004年に置かせてもらって以来一組も売れていません。どのくらい本を注文して買ったか・・・・かつては上得意だったつもりなのですけれど・・・
素人の主婦がはじめて執筆した本(自費出版)ですから、不備で、読みづらいという欠点はございますが「コペルニクス的転回」の希少価値のある本であることには変わりはありません。よろしかったらご覧になってくださいませ。
それでも、「一番初めは一宮」から「新史学」が広がることがわたくしの夢です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ゼウスは雷神かと思っていたのですが、大物主でしょうか??
ここだけイメージが違いました。
ゼウスは前面に出てきて主張の強い神様ですが、大物主は隠れがちで性格が違うような気がして;
感覚的な印象で、論理的でなくてごめんなさい。
マイアがビーナスという仮説は私もしっくりきます^^
マイアはマリアでもあるかもしれませんね。感覚的もので根拠のないのが申し訳ないです。