与那国島沖の海底遺跡が世界史のどこに組み込まれ得るかという問題は未解決の分野です。 せっかくですから、この巨大なテーマを、自由な発想と柔軟な心で考察する(ブログ上の)素人学会ができれば・・・と夢みています。

34 国難と神宝

34 国難と神宝
「古事記」神宝の洗い直し

天照大御神と須佐之男命の神宝の洗い直し
「古事記」の神代記に、「天照大御神と須佐之男命の持つそれぞれの神宝を洗いなおして、心の清く明きことを知る」という不思議な記事があります。
それは、「この国討ち取らむとて常に試みごとをし、あらがいごとをして、襲りたまひける」という「国難」についての、天照大御神と須佐之男命の対話の中で語られているのです。
「我がなせの命(スサイオ)の上り来る由は、必ず善き心ではなくて、我が国を奪わむと欲ふからであろう」と、天照大御神が須佐之男命に問い詰めるシーンののち、天照大御神と須佐之男命の心中が清いかどうか比べるために、お互いの「神器」を洗いなおして比べ合おうということになります。

この天照大御神と須佐之男命の問答のそもそもの原因を見ますと、「須佐之男命が、国を治さず、青山を枯れ山に成し、河海は乾し、悪神が蠅のようにはびこりたかって、万のものの妖悉(わざわい)ことごとに発生する」という破滅をもたらせたからです。
そしてそれは、須佐之男命が心中に「妣(はは)の国、根の堅州国(冥王の植民地、黄泉の国)」に戻ることを心中に欲しているからで、そのために、天照大御神に決別を告げに来たことが語られています。




誓約 真名 洗いなおし

心の清き明きは如何にして知らむ
この記事に続いて、「誓約」、「真名}、「洗い直す」という不思議にして、かつ聖書的モチーフがちりばめられているのです。原文を挙げてみます。

 「古事記」
  天照大御神詔りたまはく、
  「然らば汝の心の清く明きは、いかにして知らむ」とのりたまひき。
  ここに建速須佐之男命答えて「おのおの誓約て子生まむ」とまをしき。

  かれ、ここに各天の安河を中に置きてうけふ時に、
  天照大御神まづ建速須佐之男命の佩ける十拳の剣を乞ひ度して、
  三段に打ち折りて、
  ぬなとももゆらに天の真名井に振り滌ぎて、さがみにかみて、
  吹き捨つる気吹のさ霧に成りし神の名は多紀理毘売命、
  亦の御名は奥津島比売命といふ。
  次に市寸島比売命、亦の御名は狭依毘売命といふ。
  次に多岐津比売命、。

  速須佐之男命、
  天照大御神の左の御みずらに纒かせる八尺勾玉の
  五百箇み統まるの珠を乞ひ度して、
  ぬなとももゆらに天の真名井に振り滌きて、さがみにかみて、
  吹き棄つる気吹のさ霧に成りし神の御名は、
  正勝吾勝勝速日天忍穂耳命。・・・

ここで「天照大御神の八尺の勾玉の五百箇み統まるの珠という神器を、天の真名井に於いて洗いなおすときに誕生する神の名は正勝吾勝勝速日天忍穂耳命」という記事が大きな手がかりとなります。

既に見ましたように、ファイストス円盤の彦穂穂手見命について検証しますと、彦穂々手見命の父はヨセフであることが導き出されました。すると、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命はヤコブに該当するのです。
「聖書」創世記33章には、ヤコブが「神と戦い人と戦って勝った」という記事がありますが、それは「正勝吾勝勝速日天忍穂耳命」との同一性を示しているといえます。

すると、「古事記」の、「八尺の勾玉の五百箇(いおつ)御統まるの珠を洗いなおし」て出るのはヤコブ=イスラエルのことだということになります。
「古事記」のこの記事、「御神宝を洗いなおすことによって、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命=ヤコブ=イスラエルが出現し、それが心の清さを証明するというのですから、これは「イスラエル問題」を秘めた内容だったということです!!

これは過去の出来事? 
こうしてみますと、この記事は過去の出来事を教えるためだけに書かれたものではなく、現代のことをも語っているということです。


「誓約の物実である八尺瓊の五百箇み統まるの珠と十拳の剣を天の真名井に滌ぎ、洗い直す」、言い換えれば「神器を洗いなおす」ことによって、「日の本の国が奪われるという危機を回避することが可能となると言っているのです。


それは、日本の賢所の神器とファイストス円盤と照合して洗いなおせば、わが日本国民が誓約の民であることを証明できる「物実」」があると示唆していることであり、わが神国のアイデンティティーがわかるということです。
「み統まるの珠」などの神器は、賢木にとり付けられているのですから、すなわち、エデンの園の「人を賢くする」という知識の木や命の木にかかわることなのです、またしても、主題が「命の木」即ち「世界樹」に帰納しました。
それはイスラエル問題を解決させるためにも、備えられていたのです。

この「神宝」の洗い直しをするに至った動機が、「わが国が奪われる」という危惧であったことを忘れないでください。







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