与那国島沖の海底遺跡が世界史のどこに組み込まれ得るかという問題は未解決の分野です。 せっかくですから、この巨大なテーマを、自由な発想と柔軟な心で考察する(ブログ上の)素人学会ができれば・・・と夢みています。

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14 邪馬台国エジプト説の投馬国

52 邪馬台国エジプト説の投馬国クレタ島
木村鷹太郎の「比定地」の検証 続き

投馬(とうま)国

投馬(とうま)国
クレタ島。不弥国の南にある。クレタ島の伝説的牛タウロメノス Tauromenos がタウロマ、タウマと変化してクレタ島の別名となった。島の首都はゴーチナで、その語源はゴルゴス Gorgos 、悍馬(あばれ馬)を意味し、「投げる馬」である。


さらに、木村鷹太郎氏は「日本太古史」で、次の説を述べています。
 タウマ Thauma族海神あり、タウマは驚異的玉を意味し、
 「龍が持っている玉」はこれである。
 豊玉姫や玉依姫はこのタウマ海神の娘たちである。
 
 海神ポセイドンの名は見ることおよび目を意味しており、
 目をギリシャ語Ommaオンマといい、これが日本語の「御目」「馬」→「海」となっており、
 「目印」即ち「三重の同心円」をもって表象され、さらに馬の神とも称されている。

ポセイドンは、トライデント(三叉の鉾)を持ち、馬或いはイルカとともに描かれていることも、「投馬」の馬に合致しますし、タウマ Thaumaにも合致します。
「三重の同心円」は、プラトンが「クリティアス」で、アトランティスの首都にして宮城として図解しています。
そして、プラトンは、「クリティアス」と「ティマイオス」に、ポセイドンは、アトラスの父であることを書いています。
タウマ族のイリス=玉依姫は、ウガヤフキアエス=アトラスを育てて、結婚したことが、「古事記」「日本書紀」に書かれています。そして、玉依姫の夫は、昼は見えず夜に現われる美和(三輪)の神大物主です。
そして「倭」とは「大和」すなわち「大きな輪」であり、「矢的(ヤマト 三重の同心円)」であり、「キャピタルマーク」です。



南至投馬國水行二十日官曰彌彌副曰彌彌那利可五萬餘戸
南、投馬國に至るには水行二十日。官を彌彌といい、副を彌彌那利という。五万余戸ばかり

不弥国に比定したハーミオネから、まさしく南の方角に行くとクレタ島に着きます。「水行20日」という行程からは、クレタ島内のいくつかの主要な港に立ち寄ることを省略したことが伺われます。つまり、クレタ島北岸のクノッソスに近いイラクリオンやマリアなどに立ち寄って迂回して、南岸のゴルチュン側を到着地としているのです。
それは、クノッソス宮殿よりもヘファイストス鍛冶神のファイストス宮殿を重要視していることを意味します。そこには、少なくとも20万以上の人口を擁した都市があったといいますが、このエリアなら納得がいきます。


「目印」「目」がポセイドンのシンボルであると言うことは、「ヘファイストス」即ち、製鉄の神=鍛冶神もまた、ポセイドン一族であるということです。それは、オデュッセウスの冒険記事中に、ポセイドンの息子のポリュペィモスという一つ目の巨人の目を潰す場面がでてくることからもわかるからです。
また、オリオンはポセイドンの子であり、先ほどの、「奴」即ち、ナウプリオスもまたポセイドンの息子が作った都市だといわれています。

「オデュッセウスが、ポセイドンの息子のポリュペィモスという一つ目の巨人の目を潰す。」とは、「アトランティスの首都クレタ島或いはサントリーニ島を首都ではなくした。(遷都した。)」ことであろうと考えられます。



ギリシャ側の古典と日本側の古典は、整合しているばかりか、互いの不足を補い合っているのです。
美和(三輪)の神と玉依姫にまつわる神話は、どれもギリシャ神話と殆ど同じです。須佐男命の神話もギリシャ神話にきわめて似ているものが多いのです。
これらのギリシャ神話と日本神話を照合することによって、ギリシャ本国でも、世界の何処の国でも知らないような真実を、矛盾なく説明できるのです。このような複雑な「偽の歴史書」を作ることができましょうか。
それに、日本の古代史は、ただ書物に書かれているばかりではなく、神社の配置や神事や日常の行事に深く広くかかわっているのです。

いみじくも、1918年に来日して木村鷹太郎氏を訪問されたギリシャのメタクサ伯爵夫人は、次のような手紙を残しています。

 ギリシャの古代のデルフォイや、オリムピアの事を知らんと欲するギリシャ学者は、
 京都や日光に来て、金碧を以って装飾された殿堂や神域に、厳かに祀られ、
 無数の参拝者によって拝されるところの彫刻などを観なければなりません。
 そうすれば、その人は、必ずや、宗教的太古は、今もなおここに存在することを感じ、
 数多の神聖なる形象記号などは、今なお、親しき熟知の言葉を以って語るでありましょう。
 実に両文明の類同の点のあまりに多いことは、それに注目せずにはいられません。・・・
 
 有名なる木村(鷹太郎)氏の御著述は恰もアリアヅネの糸の如く
 よくその途をたどり得るものたることを信じます。
 今や、歴史の死灰から再生して、新生活に入ろうとするギリシャが、
 日本においてその古代文明の精神を発見し、両民族一致協力して、
 芸術、哲学、人生に、今一度理想を創造するようになることを希望いたしております。

わたくしは、日本人もまた、古代ギリシャの史跡や、ギリシャの古典に親しんで、ギリシャ人と一致協力して、歴史の死灰から再生して、今一度理想を創造することに努めなければならないと思います。



三輪の神と玉依姫についての詳細は、下記の項目をクリックして見てください。

24 三輪の神の謎とギリシャ神話
25 三輪の神とクレタ島のミノア文明
26 住吉大社の謎 天の平瓮




日本語を話す人がクレタ島に住んでいた証拠
1908年に、このクレタ島で、イタリア考古学調査隊によって発掘された「ファイストス円盤」というBC1600年頃の粘土板があります。
実物は、クレタ島のイラクリオン博物館にあります。

ファイストス円盤 A面 ウィキペディア
ファイストス円盤 A面  写真 ウィキペディア コモンズより
      

直径16cm余のこの小さな粘土板の両面には、241の絵文字が刻印されています。
円盤発見以来百年を超えていますが、未だに「未解読文字」として扱われています。
しかし、このクレタ島の南側のファイストス宮殿址から出土した紀元前16世紀頃の「ファイストス円盤」のA面が、日本語で無理なく読めるのです。
1987年 この、謎のファイストス円盤の日本語での解読が、高橋良典氏によって発表されました。
それは、「恵穂葉(えほは)」という神の御名と「葉枝扶(よしふ)という名前など、超弩級の名前が刻まれていたという内容でした。

高橋良典著「太古の日本の王は世界を治めた」徳間書店 1987年 の解読文を掲載します。

 あるじうしはく(治める) エホバの民
 あるじヨセフ うしはく民
 発つは 神をかしこむ父の民
 つは民 牛這うケフチフのみずは民船
 エホバの民 つは民
 牛這うケフチフの瑞しアジア民
 イオニアうしはく ヨセフ民 
 越すは神民・・・


このファイストス円盤A面の解読を読んだとき、内容の重大さに私は仰天しました。
すぐさま、図書館で、ファイストス円盤の写真を探してコピーをしました。解読が確かかどうか自分で検証してみたかったからです。
すると、この解読がほぼ正しいことがあまりにも簡単に検証できたのです。驚きを禁じえませんでした。
そのうえ、そこには、さらに、「葉枝扶=ヨセフ」の息子として「彦穂々手見」の名が刻印されていることや、聖書の創世記48章、49章や申命記33章と密接にリンクしていることを私自身が発見しました。

「エホバ」「ヨセフ」「神民」「アジア民」「カフチフ=クレタの古名」などが日本語で無理なく確認できます。
A面については、暗号とも言えないほど単純な構成ですから、これの解読に100年の歳月を要したということに合点がいきませんでした。


下図は、先の文章を若干手直ししたものに、私が円盤の文字を当てはめたものです。

ファイストス円盤 読み
これは、後日 きれいに修正して読みやすくして、取り替えます。


この「ファイストス円盤」がこのように読めることを、検証すれば、このファイストス円盤一点で、わが国という浦島太郎は一千年以上年老いるのです。そのうえ、そこから神話時代と言われていたわが民族の太古の歴史が辿れるばかりではなく、世界史の原初が明らかになっていくのです。
そして、この「ファイストス円盤」一点で、「邪馬台国エジプト説」が、「魏志」倭人伝の投げかけた「謎」の答えの一つであることが証明できるのです。

検証は、本当に簡単なことで、一週間もかからないほど容易なことです。一時間ですむことかもしれません。
このことを検証しようとしないなら、わが国の政府は、「祝福を呪いに変える」と聖書で忠告されている超弩級の愚か者だという折り紙が付くことになるでしょう。


恵穂葉(えほば)

  img007.jpg


「恵穂葉」の神名を探してください
上部の中心あたりに穂と葉が見つかれば、その前の燭台を「光の恵み」と解して「恵穂葉」と読めます。
下の方にもう一箇所「恵穂葉」が見つかるでしょう。
その隣の「ひれ伏す人」のフィギュアは、「畏しこむ」ポーズですから、神社の祝詞でよく耳にする「かしこみ かしこみ」と読めそうです。
しかも、このフイギュアのポーズは、「之」の字の形ですから、「の」とも読むと仮定しますと、このフレーズが「恵穂葉かしこむ民」、或いは「恵穂葉之民」であると察知できます。

「民」は、「田畑(すなわち大地)のタ」と「見張のミ」からなっています。「み」の象形文字の頭の飾りは穂や実の象徴だと考えられます。

日本の神社では、すべての神事に、「鏡と灯明」「稲穂」「榊」が欠かせません。こういう神事という形の中に、日本の守護神「恵穂葉」のお名前を織り込まれていたのです。
日本は「神国」と伝えられてきたのですが、それは、日本が恵穂葉神の国だったという事だったのです!
お神輿と契約の箱が似ていることはよく指摘されていることですが、神事に欠かせない「鏡と灯明、榊、稲穂」が神の御名の象徴物だったとは!!
この神事のもとにあるかぎり、たとえ、何処の神社の氏子であろうとも、「恵穂葉」神の氏子としての身分から逃れることはできない仕組みになっていたのです。



葉枝扶(よしふ)

「日本書紀」の葉枝扶から
ファイストス円盤の写真の中央から少し左寄り(Aの3枠目)に「葉」「枝」「手(扶)」の表象を見つけることができます。
ヨセフ(ヨシフ)に、「葉枝扶」の字をあてるのは、「日本書紀」神代紀の記事に「葉枝扶」という言葉があり、この記事がファイストス円盤とリンクして、その解釈をガイドしていると確信したからなのです。

「日本書紀」のその記事は、海神の宮における「彦火々出見尊=彦穂々手見命」の一場で、そこにはは、「風土記」の浦島の記事のものとそっくりな、「たかがき、ひめがきととのえそなわりて、たかどのてりかがやく」宮殿が描かれています。
その宮殿の門の前に一つの井があり、かたわらに湯津杜樹(ゆつつかつらのき)が枝葉扶疏(えだはしきもし)していると書かれています。
湯津社樹とは、神聖な樹のことであり、枝葉扶疎とは、枝葉が四方に繁茂することです。
上の太字にした章句が、そっくり下の創世記49章の章句に取り込んでありますので、これを見ていきましょう。
これによって、ヨセフとは、枝や葉が四方に繁茂する神聖な世界樹という意味の葉枝扶であることを悟りました。


ヨセフは泉のほとりの実を結ぶ若木 

ヤコブ=イスラエルがヨセフにあてたメッセージの中のこの言葉は、ヨセフが「神聖な木」として繁栄するという預言です。これが「日本書紀」の「湯津杜樹の枝葉扶疏」の記事とリンクしているように見えます。

創世記48章  抜粋 
 ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木
 その枝は垣を越えて伸びる。・・・・・・

 あなたの父神によって あなたは祝福を受ける。
 上は天の賜物 下は横たわる大いなる水の賜物 
 母の乳と胎(大地)の賜物
 あなたの父神の祝福は父祖たちの祝福にまさり 永遠の山々や丘々の極みに至る・・・
 
ここに、ヨセフと聖樹との関係が預言されていますが、これが「永遠の山々や丘々の極み」即ち世界の極みにまで至る永遠の祝福であることから、葉枝扶という聖樹が「世界樹」であることがわかります。
また「母の乳」の恵みとはミルキーウエイ、すなわち、繁栄の母たる「天の川」であるナイル川の恵みについて言っていると考えられるのですが、これについては、オリオン・ミステリーにまつわる章で説明しました。


イザヤ書27章
 時がくれば、ヤコブは根を張り イスラエルは芽を出し 花を咲かせ
 世界の面に実を満たす

イザヤの預言の「根」や「葉」もまた、「世界樹」、即ち、「命の木」のことを言っているのです。そして、この「根を張り、芽を出し、花を咲かせ、世界の面に実を満たす」世界樹は、終わりのときの為に、ヨセフに託されたことが、創世記49章によってわかります。



大人(おおひと)=ダイダラボッチ

「大の字の形の人」を高橋氏は、「大人」すなわち「うし」と読ませていることが分かりました。
「大人(うし)」を、辞書では、「貴人」「大物」であると説明されていますし、「日本書紀」中でも使われている言葉です。
しかし、解読文中の「うしはく」という言葉だけは、私にとってなじみのないものでした。そこで、古語辞典で調べますと、「古事記」に一例、「万葉集」に四、五例見られる言葉であり、「治める」の意味であることがわかりました。
そして、「うしはく」という言葉は、「古事記」の「葦原の中っ国に於ける大国主の国譲り」のシーンにリンクするためのメルクマールとなっていることを知りました。

ファイストス円盤では、「ヨセフうしはく」というフレーズにこの「大人と金棒」のセットをあてて、「うしはく(治める)」という言語を構成しています。

日本には、各地に「大人(おおひと)」伝説がありました。ダイダラポッチとも言われているオオヒトは、日本各地で河川を修理したり、湖を作ったり、山を築いたりしたといわれています。
そして、妙に、鉄鉱石や、砂鉄のとれるところで顕著に敬われていた形跡があるのです。ヨセフが金棒を手にしているこの「うしはく(治める)人の象形は、「鬼に金棒」すなわち「鬼(牛)と鉄」を連想します。
第一、この「ファイストス円盤」の出土した「ファイストス宮殿」とは「ヘファイストス」、即ち「鍛冶神」の宮殿であり、ヘファイストスの最初の文字「H」が脱落した地名なのですから。・・・・
また、このクレタ島のダイダロスというのがダイダラボッチであると木村鷹太郎氏は説いています。

一方で、地中海方面で「うし」といえば、「タウロス」です。そのうち、「ミノタウロス」が最も有名ですが、シュメール、ヒッタイト、エジプト、トルコ、そして、ギリシャにおいても、「牛」にまつわる神話がたくさんあります。
こうした、「牛」と「タウロス」「太郎」「大物」という言葉の謎の陰に「タウロス山脈」の懐で繁栄したヒッタイトの鉄が隠されていた可能性が大きいのです。
さらに、これは、中国の「大樓(ターロウ)山脈」ともかかわる歴史につながると考えられます。
今は「大婁山脈」と書かれることのほうが多いようです。
「婁」の字は「婁宿」という星座に使われているのですが、これを日本では「タタラ星」というのです。



こうしてみますと、この「ファイストス円盤」と「聖書」、そして「古事記」や「日本書紀」、また「風土記」、日本の伝承までもが連携していることは確かです。


わたくしが、このブログに「浦島太郎から辿る」という名を付けた訳は、クレタ島のファイストス宮殿跡の地下の「箱」の蓋が開いて、わが国が一挙に年老いたことにあります。

浦島太郎やその言い換えである彦穂々手見命が、単なる個人名ではないことは、「彦穂々手見の命は、高千穂宮に五百八十年間おられたという「古事記」の記事が証明していることです。
ですから、当然、三輪の神や玉依姫、そして、ウガヤフキアエスも個人名ではないと言えます。
ダイダロスやダイダラボッチも個人名ではありません。



33 神宝はタイムカプセル?
34 国難と神宝の洗い直し
35 国難と蟻通しの謎
36 蟻通しの難題とファイストス円盤


ファイストス円盤が日本語で読めるだけではありません。線文字A文書の一枚も、全く無理なく日本語で読めるのです。
では、どうして他の「線文字A粘土板」は読めないのかと言われそうですが、イギリスのエバンズが焼き締めの保存措置をしないまま雨晒しにして劣化させてしまったり、イギリスへみな持ち帰ってしまったりしていて、半世紀ほどもの間私物化して、一般に殆ど公表しなかったのであって、今もって私の目にふれることが殆どないからです。

しかし、私は、サントリーニ島を本格的に発掘すれば、線文字Aの粘土版文書が出て来ることは必定で、日本語で読めるものがたくさん出てくると予言しておきます。
なにしろ、「魏志」倭人伝が、卑弥呼の都(複数ある、この場合はクレタ島)から1000里(百キロメートル)にある島には、倭人だけが住んでいたと書いているのですから。


さて、ファイストス宮殿付近からは、カマレス陶器などが出土していますが、それらの中に「卵殻陶器」、すなわち、エッグ・シェルといわれている、卵の韓のような薄い陶器が出土しています。これは、紀元前という古代においては大変珍しいものです。
ところが、古代の中国において「卵殻陶器」や、クレタ風文字が出土しているのです。わたくしは、これが、大国主の国譲りと関係するのではないかと思っています。



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