74 世界史上の最大級のミステリー ファイストス円盤 2ファイストス円盤と星座 2Claire Grace Watsonというアメリカの女性のホームページから
ファイストス円盤のB麺に描かれているアルゴ星座1

Claire Grace Watsonさん作図による

左の刻印15個を繋ぐと現れたのがアルゴ星座であるとワトソンさんは説きます。
わたくしは、ウィキペディアのアルゴ星座図と照合して、これを確かめました。
若干の差異がありますが、3600年前のファイストス円盤の図形のほうが正しいと言えるでしょう。なにしろ、星座を創案したのが彼らですから。

このマークは「トロス墓」と呼ばれる建造物にして「乳房」です。アルテミスがこの乳房をたくさんつけた像で表現されていることはよく知られています。トルコでは「乳石」というガラス製の三重同心円の土産物が売られています。
土産物のほうのデザインから解読して、「乳」は(真上から見て)「目玉」にして、矢の「的」でもあり、わたしは、これを「矢的」つまり「倭」や「大和」「三輪」のシンボルと捉えています。
また、アルテミスが我が国のアマテラスのアナグラムであることについては、先に書きました。

また、三重の同心円は「キャピタルマーク」でもあります。そのルーツは、アトランティスの首都のマークであったことが、プラトンの「クリティアス」(アトランティスものがたり)の挿絵からわかります。
その基礎が製鉄にあったことが、「乳」と「目玉」から伺えるのです。
製鉄は、ヨーロッパでも日本でも「一つ目」がシンボルです。そして「乳母=姥=姨」もまた、製鉄の隠語です。
アルゴ船は「金の羊毛」神話で有名ですが、「アルゴ船」も「金の羊毛」も、実際のところは「謎」であり、何もわかっていません。
「アルゴ船」の目指した行先も航路も不明であり、星座も、「難破」した形をとっているとみなされています。
アルゴ星座はプトレマイオス(トレミー)の48星座にも含まれている星座です。
全天の8分の1を占めるアルゴ座は大きすぎるので、昔から「船尾(とも)」「帆」「帆柱」「竜骨」の4つの部分の名前でも呼ばれていました。このアルゴ座を18世紀にラカイユが「船尾(とも)」「帆」「竜骨」と、「帆柱」を「羅針盤」に代えて4つの星座に分割して現在に至っているといわれています。
このように、もっともわかりづらい星座だったのです。
ファイストス円盤のアルゴ星座が「乳=目玉」で構成されているということは、非常に大きな情報を秘めていると考えられます。
その実態は、アルゴ船はトロイア人=大和人=和人たちの船であったことが、このファイストス円盤のアルゴ星座から読み取れます。
ギリシャ人は、自分たちのことをヘルネーレス、略してヘレネと云いましたが、ヘル・ネーレスとは、大きな輪のこと、大和のことなのです。
さて、最も重要なことは、ファイストス円盤のアルゴ船の中心人物は「モーセ」であることが図面から読み取れることです。

左の図柄は、「むすび」の「ム」と「瀬 州」の「セ」「ス」からなる「ムセ ムス」すなわち「ムーセ=モーセ」です。
どうしてそう言えるかと申しますと、ファイストス円盤の文章はA面の中央部を占める「ヨセフ」で始まり、B面の中央の「モーセ」で終わるように構成されているからです。
それは、「聖書の創世記、出エジプト記、申命記とファイストス円盤とを照合する」ことで証明することができます。
それに、このファイストス円盤を作らせたのが「モーセ」であったことが申命記31~33章でわかりますので、アルゴ船での脱出劇とはモーセの出エジプトの別伝だったことが伺えるのです。
そして、アルゴ船とは、トロイア国、すなわちアトランティスそのものを指していると考えられます。
なんという大発見!!自画自賛させてください。
一方、モーセは、「古事記」「日本書紀」などでは、「むすびの神」として表現されています。
「出雲大社」の大国主は「縁むすびの神」と言われていますが、その「出雲」とは「出エジプト」のことなのです。エジプトはネフェレ即ち雲とも呼ばれていたのです。
出雲大社のあの5トンもの大しめ縄は、ナイル川の「葦船」の作り方の一端を開示したものであると考えられます。
また、ヒントは、出雲風土記にもあります。
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