75 世界史上の最大級のミステリー ファイストス円盤 3ファイストス円盤と星座 3ファイストス円盤のB面に描かれているアルゴ星座2
Claire Grace Watsonというアメリカの女性のホームページの記事から、ファイストス円盤B面に「アルゴ星座」が描かれていることが判明しました。

この、アルゴ星座を構成しているのは、「アルテミス女神の乳房」にして「トロス墓」と言われているものであるとわたくしは解していますが、トロス墓の中で、最も有名なものが、「黄金に富むミケーネ」のアトレウス王の宝庫といわれているものです。
わたくしが、これを検証して、「アルゴ丸の遠征」とは、「出エジプト」のことであることを説明したいと思います。
1 ファイストス円盤は、「聖書」と連動しています。
ことに、創世記48章、49章のヤコブの遺言メッセージと申命記31章~33章のモーセのメッセージと連動しています。
2 モーセの行動の中で、最も重要な行動は、「出エジプト」と「十戒の石板を創り、それを、運び、伝える」ことでした。
モーセは、ファイストス円盤のB面に描かれています。そしてB面の主題は神宝の運び出しです。
それはどこから、何を運せたのでしょう。
それを教えていると考えられるのが、ファイストス円盤に描かれているアルゴ船の星座とファイストス円盤に描かれている次に掲げる2枚のピラミッド図です。
ファイストス円盤とピラミッドファイストス円盤に描かれているピラミッド

上の図も
Claire Grace Watsonさんのホームページからのものです。
左図は、ファイストス円盤の「直角定規」型のマークを繋ぐと現れるピラミッドです。
直角定規(曲尺)で、ピラミッドを描くのは、カドムス(角産)がこれを制作したことをあらわしていると考えられます。カドムスはフェニキア建国の祖であり、メンフィスを建造したことがギリシャ神話で伝えられています。
また、ピラミッドの最上部に据え置かれているキャップストーンのことを「ベンベン石」といいますが、「ベンベン」「ベン」とはフェニキアのこと、ベニ(弁 紅)のことです。
右図は、「畏まる」姿の神官の頭を繋ぐと現れる図です。
しかも、Claire Grace Watsonさんは、この神官図を「Fleece」であるとしています。ですから、神官とFleeceと箱から、もと、ピラミッド内部に収め置かれていた「神宝の箱」と「Golden Fleece 金の羊毛」に関係ある図であろうと推理できるわけです。
この2枚の図はA面に描かれています。A面にはヨセフ系の王朝の時代の記事が書かれています。
例のアルゴー船の星座図はB面のモーセの時代の記事に描かれていますから、ヨセフの時代にピラミッド内部に収められていた神宝と黄金がモーセによって持ち出されたのがアルゴー船の「金の羊毛」の実態なのではないかと推測され、アルゴー船はモーセの出エジプトの別動隊であると考えられます。

これもClaire Grace Watsonさんの図です。
この図のピラミッドの右下に御神輿があり、ピラミッド内部の長方形(箱?)の上部周辺に「恵穂葉 恵穂葉」とあります。

このように、「御神輿」のような刻印と「エホバ民」という言葉がファイストス円盤上に存在するのです。
御神輿と契約の箱が似ているということは以前からよく指摘されています。そして、他の国では見かけないものです。
しかも、日本のお神輿の屋根はピラミッドに似た形をしています。神宝は、この御神輿で運ばれたと考えられます。
「契約の箱」の中には、神器、即ち、「マナの壷」「十戒の石板」「アロンの杖」が入れられていたといいます。
一方、日本の神器は、「御正体鏡」「勾玉」「草薙の剣」の三種です。
そして、御正体鏡=御霊代を入れる器は「御樋代」という黄金の灌で、これを載せるのが「御船代」です。
そして、契約の箱のことを、古代ヘブル語で「舟」といい、英語でも、Ark(アーク)と言います。ノアの箱船で、祖先が救われた故事にちなんで、「契約の箱」を「アーク」と呼ぶとのことです。
出エジプト記25章には、「契約の箱」についての詳細が記されています。
契約の箱の蓋に「翼のあるケルビム」が付けられることが聖書に書かれていますが、お神輿には鳳凰が取り付けられています。
ケルビム=キューピットと日本の関係については先に述べました。
そして、契約の箱の大きさを測る単位は、何故か、キューピットで表されています。
契約の箱の、長さ2キューピト半(1、1メートル強)、幅1キューピト半(約66センチ)という数値が聖書に書かれています。この「5対3」という比率から、「5対4対3」の三角形の「ピタゴラスの定理」や幾何学の結晶であるピラミッドを連想します。
ファイストス円盤には、この直角三角形のピタゴラスの定理をしめすものがあることを、Claire Grace Watsonさんは発見しています。


上の直角三角形は、その下の図の「二枚の羽」また「驢馬の背中」、あるいは「魚二匹」を3個結んでできたものです。
二枚の羽はキューピットの象徴です。ロバの背中は、天のかがみの船と読ませた「天の羅馬船」の羅馬の背です。どちらにしても「背 せ」とよませていて、それをはこんだのはが「マナ
セ民」にして「イオニア民」と書かれています。上図の直角三角形の頂点のある区画がそれです。
「魚二匹」はイオニアにして、「ヴィーナスとキューピット母子、のちにはキリスト教のシンボル」で
「民」を構成している下の図を説明します。

「た」は、田ですが、これは地球をあらわし、さらに、宇宙と太陽と六角星形をあらわします。そして、ファイストス円盤をも指しているのです。
「み」は、見張り、見守るの「み」です。
ですから、この「民」とは、地球を担い地球を見張ってきたアトラス一族の歴史をものがたっているのです。
そして、この「円盤と二枚の羽」は、「有翼の円盤」です。
マナセ民=イオニア民が神宝として運んだのが有翼の円盤に関係あることがここに示されているのです。
また、トロイア戦争の末期に、ヴィーナスの子アイネイアスが父や息子アスカニウスとともにイタリアに逃げて、イタリアを建国したといいますが、ヘシオドスの神統記末尾のその記事が、そっくり我が国の「古事記」「日本書記」神代記の末尾と同じであり、アイネイアスとは「稲氷命」なのです。
ピラミッドの冠石をベンベン石といいますが、ベンベンとはフェニキアのことであり、フェニキアのシンボルのフェニックスは、お神輿の飾りの鳳凰と一致するのです。
そして、エジプトのベンベン石に刻まれている「翼」が、日本列島をシンボライズしたものではないかということを先に書きました。
そこで、「聖書」から、契約の箱にかかわる手がかりを探してみますと、次の預言に目がとまりました。
申命記31章 遠い未来に契約の箱が果たす役割 申命記31章のモーセの預言は、誰に向けたものか申命記31章には、モーセが神の民に「遠い未来」についての預言を遺言している場面が記されています。
「神の民が神に背くことが予想され、そのとき、神の民が神を消失させることをモーセが予見している」と預言しているのです。
この申命記31章は、申命記33章の「モーセがメッセージを与えるシーン」と、創世記48章、49章の「ヤコブが民の長を集めてメッセージを与えるシーン」と密接にかかわっている重要な場面です。
このような精密な図を、偶然の産物と考えますか?
これらの刻印は、図解でメッセージを伝えているほかに、文章中の単語や表音表意文字としても意味を持っているのです。そして、その文章と図解が見事に一致しているのです。
これらを成し遂げた預言者グループの知能がどれほどのものだったのか??戦慄を覚えずにはいられません。
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お正月は如何お過ごしでしたでしょうか。 私は、年末年始の家事の忙しさこそ、一年中の最高の時期で、ブログに向かおうとするのを、仕方なく諦めて日をやり過ごす、今だ、そんな風です。
読売新聞に、3日から4回にわたり、「古事記考」というコラムが載りました。写真や挿絵も付いて、見栄えのよい記事になっていますが、私は読んでいて、心が惹き付けられるものの僅かな欠片すらも、そこにみつけることは出来ず、又、何やら理解しずらい文章とも感じてしまいました。
自分が関心を抱いているものを扱うものでも、その どれもが、面白く感じさせてくるもの、というわけではない、・・・・いえ、今、私が知るなかで、こちら様のブログ以上の高い関心事を呼び覚ます内容を持ったものは無い と、再認識する思いです。
やはり、ワクワクします。 - - - より多くの人の関心が集まった方が、どれ程いいだろうか とは、いつも思っていることですが、先ずは、自分が思考を続けること、そして、それは誰にも止めることの出来ないことで、
今、バトンは自分の手に持たされている、というような思い方もあります。
今年はよりよい年となりますよう、祈っています。
お返事がたいそう遅くなってすみません。
わたくし、ぼけはじめまして、余命もそう長くないと思うと、いま、いったい、何をしなければならないのかと思い悩むことが多く、しばらく休止しておりました。
わたくしの、このブログの雑文を、もっと、わかりやすく、もっと、ましなものにしたいというのが
わたくしの一番の望みであり悩みの種でもあります。
そのばあい、聖書の預言からはいるべきか、考古学から入るべきか、邪馬台国からはいるべきか、いろいろなアプローチの仕方があります。
本当は、聖書を主にしなければならないのですが、聖書があまりにも悪用されてきた結果、聖書についてのまちがった固定観念が世界に広まってしまって、それゆえに、ひじょうに、難しい問題が山積しているのです。
スパムコメントで「ムスリムか」「カーアクシデントに気をつけろ」などと書き込まれたりします。
わたくしの使命は、聖書の解明であるにもかかわらず、こんな雑文を書いている自分に嫌気を指すことがあります。
五節句様にも、大変失礼を重ねましたことお詫び申し上げます。
> 読売新聞に、3日から4回にわたり、「古事記考」というコラムが載りました。・・・
木村鷹太郎氏は、国文学、考古学、歴史学の我が国の学者は、勉強せず、思考せず、誠実みがなく、怠惰・・と評しておられます。ですから、これらの分野において学生たちは、みな詐欺にあっているのです。
新聞にまで、内容のないことを、いかにも、それらしく体裁をつくろうことだけは巧みに書くのですね。これでは、国民は、ますますわけが分からなくなってしまいます。
我が国の古典は、聖書、ギリシャ神話、北欧神話、出土物などをまとめて牽引する機関車のような存在です。
我が国の国典や古典は世界の至宝です。
> 今、バトンは自分の手に持たされている、というような思い方もあります。
どうか、こうした、聖書や世界の古典と照らし合わせながら読み進めてくださいませ。
まだ、お若いので、じゅうぶん時間があります。うらやましいです!!
わたくしは、72才、目が悪くなり、腰痛も患って、大分心細くしております。
大変、失礼いたしました。お許し下さい。